東日本大震災支援活動

東日本大震災支援活動

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災の際、宮城県管工業協同組合(以下、宮管組合)は仙台市と締結している2つの災害協定に基づき、応急復旧活動に従事しました。

宮管組合は災害時に対して、仙台市とふたつの協定を締結しています。

『災害時等における水道施設復旧等の応援に関する協定書』

平成9年4月1日 仙台市水道事業管理者と締結

『大規模災害時等における主要公共施設等の宅内給水・排水設備の応急復旧措置に関する協定』

平成19年11月12日 仙台市長と締結

 宮管組合は震災の翌朝に災害復旧応援対策本部を設置、まず仙台市水道局からの要請を受けて応急給水活動に携わり、延べ15日間にわたって196台(383人)が出動しました。

 その後、給水活動は他都市の応援部隊が到着したことから、宮管組合は修繕工事に重点を移し、連日早朝から深夜まで、各地区の給・配水管の修繕工事にあたり、1日最大33班、延べ758班が出動しました。その結果、仙台市の復旧目標より2日早い3月29日には、津波被害の沿岸部と地滑り危険がある一部の地域を除いて、ほぼ断水を解消することができました。

命の水

震災記録誌「2011.3.11 命の水」

 宮管組合は、被災者として、また復旧作業に従事した者として震災の体験談を後世に語り継ぐ役割と責任があると考え、震災の2年後に組合員の手記と証言を中心とした震災記録誌「2011.3.11 命の水」を発刊しました。

 この記録誌には、組合員が当時どのように感じ、どのような取り組みを行ったのかが克明に記されております。

ダイジェスト版はこちら(PDF)

感謝状

 宮管組合は、東日本大震災において水道施設等の応急復旧活動に尽力した功績が認められ、厚生労働大臣、仙台市長、全国管工事業協同組合連合会会長よりそれぞれ感謝状を頂きました。

厚生労働大臣よりいただいた感謝状

宮城県より感謝状の伝達を受ける
(平成25年4月25日)

奥山仙台市長よりいただいた感謝状

奥山仙台市長より感謝状を受ける
(平成24年8月28日)

大澤全管連会長よりいただいた感謝状

大澤全管連会長より感謝状を受ける
(平成25年1月17日)